名古屋市瑞穂区の小児歯科、むし歯治療、矯正歯科の瑞穂小児歯科診療所

052-853-1182

〒467-0806
愛知県名古屋市瑞穂区瑞穂通4-39-2

メニュー MENU

診療案内

むし歯の処置と予防

乳歯には、食べ物をしっかり噛むことと、永久歯が生えるために必要なスペースを作ることの、二つの役割があります。乳歯のむし歯をそのままにしていると、食べ物を噛みにくくなるだけでなく、将来生えてくる永久歯にも悪影響を与えてしまうことがあるのです。

むし歯はそのままにしていても良くなることはありません。むしろ、小さいうちに治療すれば痛くならずに済むことが多く、治療回数も少なく終わらせることが可能です。治療後は、今度はむし歯にならないよう定期健診をご案内いたします。

治療を怖がってしまうお子さまであっても、できるだけ早期に処置を受ける事が必要であり、歯科衛生士が介助しながら手早く治療を進めます。当院では保護者様にも診療室にお入りいただき、お子さまの手を握り、声をかけて頂きながら、治療の様子をご覧頂いております。

そして小学生になると乳歯から永久歯にだんだんはえかわってきます。成長に伴いダイナミックに変化していく学童期に、行うべきことは多々あります。はえたての永久歯は歯質が未熟なので、なるべく早い時期に処置・管理を行うことが、お口の中全体の環境をより良い方向に導くことにつながります。

また思春期になると、部活や塾などで今までよりさらに忙しくなり、お口の中の管理も本人任せとなることが多いので、お口の中の環境が一挙に悪化することもあります。この時期こそ、こまめな予防処置の継続が重要となります。

緊張あるいは不安に感じている様子を見るのはお辛いと思いますが、お子さまなりにがんばって治療を受け入れようとしています。保護者様の励ましや寄り添いが、お子さまにとって大きな力となります。スタッフ一同、お子さまのご負担ができるだけ少なくなる様に心がけております。何卒ご理解頂きますようお願いいたします。

歯並びの処置と予防

矯正治療の目的は、お口元の見た目が良くするとともに、食べ物もより効率的に噛めるようにすることです。はならびも体の成長に合わせて改善をはかる方が、お子さまの心身の負担も少なくなり、場合によっては金銭的な負担も少なくて済むこともあります。一般的に成長発育期から管理に着手して、お口の中の成長を良い方向に促すことが重要と考えられています。永久歯と乳歯が両方ある小学生の時期には、主にお子さまの状況に応じて個別にオーダーメイド設計した、取り外しが可能なタイプの床装置を第一選択とします。ただ選択肢はそれだけではありません。個別に応じた治療方針に基づく設計の装置を用います。一方、ほとんどが永久歯に生え替わっていれば、ワイヤー矯正で少しずつ歯並びを調整していきます。

また、顎や歯などの大きさの問題ではなく、口呼吸や指しゃぶりなどの癖が原因で歯並びが悪くなることがあるとご存じでしょうか。これらの悪習癖を取り除くトレーニングやアドバイスを並行して受けることも必要です。いきなり難しいことをせず、お子さまがあまりストレスを感じない程度から開始することが長続きにつながります。

歯並びの治療は、お口と顎の骨の状態を入念に検査して、お子さまの体の発育具合と、歯並びを悪くしている原因を把握してからご提案いたします。治療を受けるか最終的にご決断されるのは、お子さまと親御さまです。当院からは無理に治療をお願いするようなことはございません。

定期健診

乳歯が生え始めてから永久歯が生え揃う思春期までの間、歯と歯並びの状態は成長に合わせて変化していきます。定期健診では、むし歯など治療が必要な部分はないかのチェックと、年齢ごとに異なるお口の中の環境にあわせて必要なお手入れとアドバイスを行います。

定期健診では、歯科医師あるいは歯科衛生士がむし歯の有無とお口の中が清潔な状態を保っているかをチェックします。気になる部分があれば歯磨き方法を聞き取ってアドバイスし、機械でお口のクリーニングをしてから必要に応じて高濃度フッ素を塗布します。

お手入れ方法や食生活へのアドバイスなどは、月齢やお口の状態によって変わってきます。生後6ヶ月頃から歯が生え始め、ミルクだけの生活から離乳食が始まると、歯の磨きやすさもむし歯になりやすい箇所も変化するのです。お子さまと親御さまにとって無理のない方法をご提案したいと考えていますので、遠慮なくご相談ください。

また、学童期から思春期にかけての定期的口腔管理もとても重要です。学童期では乳歯と永久歯の交換が行われ成長発育に伴いお口の中も変化していきます。むし歯の治療や予防処置だけでなく、必要に応じて歯並びの環境も整うように促すことが大切です。思春期では親御さまの管理から離れ、一挙にお口の中の環境を悪くすることが問題となります。定期的管理を受けることにより、問題の早期発見、対処が可能となります。

歯科医院での定期的なメンテナンスは、早期発見と早期治療にもつながります。幼い頃から定期健診を受け、「お口のメンテナンス」を習慣つけることによって、将来的に健康な人生の土台となるお口作りが可能となります。

乳幼児ケア① 1か月からの離乳食準備指導

赤ちゃんは生まれてから少しずつ、母乳を飲んだり笑ったり泣いたりしゃぶったりしてお口を動かすことを覚えていきます。
当院では生後6か月頃から始まる離乳食の準備にむけ、歯科医師によるお口を育てるケア、さらに助産師さんによる生活リズムや首すわりや寝返りなどに向けた遊び方の指導を生後1か月より行っております。
また3か月に一度、歯科医師、助産師によるお遊び教室も開催しております。他のお子様たちと一緒に行いますのでお互いの育児情報交換の場、としてもご活用ください。

乳幼児ケア② 母乳育児のサポート・妊産婦歯科検診

授乳中のお母さまとお子さまに、お口の面からのサポートを行っています。歯科の面から母乳育児を行っていただくためのポイントをお伝えしております。
当院は小児歯科に特化していますが、この診療ではお母さまとお子さまの両方にむし歯のリスクのチェックをしています。妊産婦歯科検診の協力機関にもなっており、お母さまのお口のクリーニングも行っております。
お子さまの仕上げ磨きのコツなどもお伝えし、親子そろって健康で清潔なお口の環境ができることを目指します。
卒乳時期についても月齢にとらわれず、ご自分たちにとってより良い卒乳をむかえられるよう、歯科の面から当院がサポートします。

乳幼児ケア③ 離乳食・食べかた指導

いよいよ離乳食を食べ始める時期のお子さまに、どのくらいから、どのようなものをどの程度与えればいいのか悩まれる親御さまは多いのではないでしょうか。離乳食・食べかた教室では、離乳食の進め方のアドバイスを差し上げています。

日々成長している赤ちゃんは、どんどんいろいろな事ができるようになってきます。

これまで母乳やミルクを飲んでいた赤ちゃんは、離乳食によって今までと違ったお口の動かしかたを覚えていきます。ただ、この時期の赤ちゃんは個人差も大きく、発育のスピードも様々です。当院では、そのお子さまのお口の動きや歯のはえかた、また全身の発育状態に合わせた離乳食作りや食べさせかたのアドバイスをしています。

離乳食を進めていくことによって、お口の使い方を育んでいくことが、この教室の目的です。お子さまにとって生まれて初めての「食」と出会いがより良いものになるよう、当院にお手伝いさせてください。

乳幼児ケア④ 歯科衛生士による歯磨きサポート

将来のお口の健康を考えて、小さい頃から歯磨き習慣をお子さまに身に付けさせたいとお考えの親御さまは多いと思います。しかし、特にお子さまが小さいとなかなか歯磨きをさせてもらえず、苦労されたご経験がおありの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

お子さまの歯磨きは、お子さまご本人とお手入れをされる方にとって負担にならないようにしたいと考えています。そのためには、無理のないペースで毎日行える方法を考えて実践することが重要です。歯科衛生士がお子さまの毎日の飲食状況と歯磨きの現状を伺い、実際にお口の様子を見ながら、ご家庭でのお手入れ方法を一緒に考えていきます。

歯科医院できるケアとして、歯磨きでは取り切れない汚れを落とすためのクリーニングと、歯を丈夫にするためのフッ素塗布を行っています。対象年齢は0歳から3歳前後までで、時間帯は平日の午前中から午後14時の間です。10分程度で終えられるように努めています。無理のないペースで継続して頂き、お子さまが歯科医院に慣れるための機会としてもご活用ください。

口腔機能のサポート① 歯科医師によるトレーニング

毎日の生活の中で
・お口が「ポカン」といつもあいている
・クチャクチャ食べをしてしまう
・丸のみをしてしまう
・舌っ足らずのしゃべり方がなかなかなおらない  
などといったことはないでしょうか?
小児期は、お口の機能を習得する大切な時期です。
正しいお口の動きを促すトレーニングを、その子の発達のペースに合わせて行います。

口腔機能のサポート② 言語聴覚士によるトレーニング

お子さんは、食べたりお話しながら日々お口の使い方を覚えてきています。
その中でことばの発達は、5~6歳頃に完成すると言われていますが、個人差があり、歴齢だけでは判断できません。
当院では「話す」プロの言語聴覚士さんによる指導をおこなっております。
お子さんの「話す」が気になるかたは、一度相談してみてください。