2024/08/05
毎日暑い日が続いていますね。
家から出るのも億劫になりますが、時間のある夏休みの間に受けていただきたいのがブラッシング指導です。
「仕上げ磨きはいつまでですか」という質問をよくいただきます。
教科書的には、3~4年生まで。
古い先生だと、歳を「ひとつ、ふたつ、・・・」と数えていき、「~つ」がつくまで、
「ここのつ」の9歳まで、と言われたりもします。
この頃になると手先の動きも器用になりますし、指導された事をしっかり理解して
修正しながらできるようになっていきます。
ただ、仕上げ磨きを卒業した途端に、急に磨き残しが多くなって歯肉炎になってしまっている子も多く、
週に1日、など曜日を決めたりして徐々に本人磨きに移行していただきたいです。
そして、高学年になってなかなか仕上げ磨きをさせてくれなくなる前に、是非ブラッシング指導を受けてください。
大人でも、私たち歯科医療従事者でも、誰でも「磨き癖」というのがあり、
無意識に磨く順番、得意な箇所と苦手な箇所があります。
染め出し液で視覚的にとらえられますし、手の動かし方やブラシの当て方、
歯の萌えかたなどでも、磨き方はかわりますので、その子なりの磨き方をお伝えすることができます。
そして。
仕上げ磨きが卒業したら、歯磨きはリビングなどではなく、洗面所の鏡を見ながら行う習慣にしてもらえるとよいです。
テレビを見ながら、ではどこをどれだけ磨いたのか分からず、くわえたままで終わってたりもします!
せめて一日一回でのよいので、じっくり鏡をみながらする習慣にしていきましょう。