2023/08/28
こんにちは。
今日は、少し堅苦しく「小児歯科専門医」についてお話したいと思います。
日本小児歯科学会のHPによると、「小児歯科医療に関する専門的知識と技術、そして公共的使命と社会的責任を有する歯科医師を小児歯科専門医と位置づける」と定義されており、日本の全歯科医師10万7千433人(令和2年度厚生労働省の報告)のうち、日本小児歯科学会専門医取得は1175人(日本小児歯科学会の報告)、1.1%となります。
当院では、院長に副院長、さらに今月をもって出産による退職となりましたが非常勤の先生が専門医となります。専門医取得には、大学病院での研鑽、小児歯科指導医のもとでの臨床経験、さらに学会発表などの条件を満たした後、最後に症例報告をもとにした取得試験が必要となります。この取得試験は年々厳しくなってきており、非常勤の先生は去年、この難関試験を見事突破されました!(*^^*)
専門医取得後も更新には学会参加だけでなく、学会での発表も義務付けられており、継続的な知識や技術の研鑽が必要となっております。ちょうど今も、来月の学会にむけて院長、副院長ともに発表準備の真っ只中です。特に院長は専門医の他に指導医資格も保有しており、小児歯科医療向上のために日々邁進しております。
臨床においても、専門医としての治療、指導を提供できるよう努めていきたいと思います。年に数回の学会による休診も、何卒ご理解いただきますよう、お願い申し上げます。